薔薇のレンブラント、花のラファエロとも称され、 19世紀のフランスで絶大な人気を博した宮廷画家ピエール・ジョセフ=ルドゥーテ。 王女アントワネットやジョゼフィーヌからの寵愛を受け、 見事なまでの色彩と構図で宮廷庭園に咲く薔薇を生涯をかけて書きうつしました。 植物学的な正確さに加え、芸術的な美しさをもって描かれた花々は 気品あふれるボタニカルアートとして時代を超えて人々を魅了しています。